労働環境の変化により採用業務が高度化するなか、事業成長に貢献する人材を採用する「リクルーター」の存在が重要性を増しています。そこで、現役のリクルーターはどのように仕事をし、何を感じているのか? 最前線で働き採用チーム牽引するお二人にお話を伺いました。

多様なバックグラウンドから導き出されるニーズと人を見極める力、そして企画力と推進力

まずはお二人の、リクルーターとしてのキャリアについて教えてください

寺澤

私は総合系や医療系、エグゼクティブ対象など、それぞれ強みの異なる三つの人材紹介会社での勤務を経て、ネクソンに入社しました。前職ではキャリアアドバイザー歴が約7年、法人営業歴が3年ほどとなります。

長谷川

私の場合、元々は人事系の仕事ではなく、大手の小売店や食品メーカーに対してコンサルティングを行うベンチャー企業で、企画営業の仕事を7年ほどしていました。その後、転職した会社で人事の仕事に就き、採用という仕事の面白さを強く感じたのです。そこであらためて、採用という仕事をもっと深く経験したいと思い、今の会社に転職をしました。

現在のお仕事内容について、簡単に教えてください

寺澤

私たちチームの主なミッションは採用です。そのチームのリーダーとして、私は採用計画の立案をはじめ、組織課題が発生した際に採用でそれをどのように解決するか、計画・検討し、また実施することもあります。加えて、コーポレート系の職種やイレギュラーな採用案件なども担当します。

長谷川

リクルーターとして、各部署から採用のニーズがあった際に、「どのような求人票にするのか」というところから始まり、スカウト、面談から最終的な条件提示まで、採用に関するすべてに携わっています。

寺澤様は当初から人事系のキャリアを積み重ねられ、一方で長谷川様は企画営業から人事系への転身と、バックグラウンドが異なります。それぞれのこれまでのキャリアは、今の仕事にどのように生きていますか

寺澤

私の場合、前職が人材紹介会社でしたので、候補者のニーズをヒアリングし、適切な会社を紹介するというのが主な仕事でした。つまり、人を紹介する先が、前職までは顧客である企業だったものが、今は自分の所属する会社になったということですね。ですから、これまでのキャリアで積み重ねてきた経験が、そのまま今の仕事に生きています。なかでも、当社で働きたいという人に対して、その人の希望や志向、考え方を聞きながら、一方で当社にとってその人を採用するのが適切なのかを見極めて判断する力は、これまでのキャリアで磨かれてきたものだと感じていますね。

長谷川

今の仕事に生きているという点では、前職での人事の経験はもちろんですが、その前の会社での企画営業で培ったものも大きいですね。提案力、データ等から資料をまとめる企画力、それらを総合して計画を推し進めていく力などは、採用という仕事にも、とても役立っていると思います。

「人」によって仕事が動き、事業が進む。
最適な人材を見つけ、活躍してくれるという喜び

長谷川様は、最初に転職した先の会社で人事の仕事に初めて携わり、どこに「面白さを強く感じた」のでしょうか

長谷川

その会社は社員50名ほどの小規模な企業だったので、「人が売り上げを作っている」という傾向が、特に強かったように思います。だからこそ、会社や仕事にマッチしていない方を採用した場合は業務がうまくいかないのです。逆に、会社や仕事にマッチした仕事ができる方を採用できた場合は、目に見えて仕事が進み、業績も上がりました。まさに、「人」によって仕事が動き、事業が進んでいくことを実感できたのです。そこで人事の仕事、なかでも採用というものは本当に重要で、それによって職場や会社が大きく変化するのが面白いと感じました。

寺澤

そういう意味で、私たちリクルーターの仕事では、「採用を通して人を見極める力」が問われますし、そういった判断力が養われることが大きな魅力でもあります。

 

また、会社が求める人材を探し、その人の資質を見極め、最終的に採用をするなかで、「調整力」や「交渉力」も重要になります。なぜなら採用においては、リクルーターとしての自分と候補者の二者だけではなく、一緒に面接に立ち会う人、その人材を求める部署のスタッフ、さらにはそれらスタッフの上司など多様な関係者のなかで、「どこにリーチしておけば、この採用はうまく進むのか」「誰を説得すればよいのか」といったことを、早い段階で見極めなければならないからです。最終的な全体最適を見極めるために、こうした調整力や交渉力が求められますし、リクルーターという仕事を通じて、これらの能力が養われると実感しています。

採用の仕事をしていて感じるやりがいには、どのようなことがありますか

長谷川

これまでネクソンの採用は紹介がメインだったのですが、最近、ダイレクト・リクルーティングを強化しています。そのため、私たちリクルーターが自ら動いて必要な人材を探し、お話をして内定に至り、現場で活躍されているというケースも増えています。こうしたダイレクト・リクルーティングによる採用は、一般的な求人で採用が決まった場合と比べて、仕事としてのやりがいや喜びの大きさが違いますね。

寺澤

リクルーターという仕事には、会社が必要としている条件に最適な人材を、限られた期間内に見つけなければならないというプレッシャーもあります。また、ある意味で専門職ですから、同じリクルーターという職種でないと、業務の難しさや厳しさを共有できません。このため、案件によっては上司や同僚に相談しづらかったり、ひとりで走っていかなければならなかったりします。しかし、こうした厳しさやプレッシャーのなかで、本当に最適な人材を見つけられたとき、そしてその人が活躍して事業が回り始めたときの充実感は、本当に大きいですよ。

リクルーターに必要なスキルとは、経験の積み重ね。
人に興味を持ち「プロ」を目指してほしい

少子高齢化で採用競争が激しくなるなか、リクルーターにはどのような資質やスキルが求められるでしょうか

長谷川

私が個人的に感じているのは、これからのリクルーターには、採用に直接関連する能力はもちろんですが、マーケティングの目線や力も必要ではないかということです。少子高齢化で労働力人口が減っていくなか、必要な人材が潤沢に集まる時代ではありませんよね。

 

だからこそ、いろんなチャネルや媒体からさまざまな人を集めなければならないわけで、それはある種の「マーケティング」だと思うのです。どれくらいのコストをかけて、どういう人をターゲットにし、どれだけの人を集めて採用目標に達成するのか。 ある意味で、「CPA(Cost Per Action/ Acquisition:1件の獲得にかかった費用、費用対効果)」のような考え方に近いかもしれません。

寺澤

私は、スキルというのは、特にこの仕事については経験の積み重ねだと思っています。ですから、長く継続して業務経験を積んでいくことがスキルとして重要であり、短期的には結果が出ないことを認識するのが大切です。また採用という仕事では、どこにどんな原石=人材が隠れているのかが、簡単には分かりません。ですから、表面的な書類や目に見える情報だけにとらわれず、人探しや人選びに対し「自分が楽をしないこと」が、リクルーターのマインドとして最も大切だと思います。それを言い換えれば、「人に興味を持つ」ということです。

それでは最後に、お二人の今後のビジョンと、これからリクルーターを目指す皆さんへ、メッセージをお願いします

長谷川

ネクソンはグローバル展開をしていますので、リクルーターとしては、今後は英語人材の採用力を高めていきたいですね。また、これからリクルーターを目指す人たちには、企業で採用が重要視され、リクルーターの重要性が高まっていく時代だからこそ、自分自身の力を高めて、採用という仕事に積極的にチャレンジしてほしいと思います。

寺澤

大きな視点では、リクルーターという仕事のポジション・地位を、社会的に高めていきたいというのが、個人としての希望です。また、私はネクソンの社員ですから、社内におけるリクルーターの重要性を高めていきたいと思います。そのためには、もっと能動的に、自分たちから動いていきたいですね。リクルーターを志す皆さんには、プロといわれる人になるために、「最後までとことん頑張ってやりきってほしい」ですね。それが、私からのメッセージです。

寺澤 麻衣子 様

総合系、医療系、エグゼクティブ対象など三つの人材紹介会社で、キャリアアドバイザーや法人営業を中心に約10年キャリアを重ねた後、株式会社ネクソンに入社。チームリーダーとして、採用計画の立案から個別の採用案件までを担当する。

長谷川 幸一 様

ベンチャー企業で企画営業を約7年経験した後、転職先で人事業務に就く。採用によって職場や会社が変化することに魅力を感じ、リクルーターという仕事を志して株式会社ネクソンに入社。現在は寺澤様のもとで、採用業務全般に関わる。

株式会社ネクソン
管理本部/経営支援部 人事室人材開発チーム
チームリーダー 寺澤 麻衣子 様

長谷川 幸一 様

倉森様

主催:プロ・リクルーター養成講座事務局

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